「逆SEO」という言葉を聞いたことがありますか?
SEO対策は検索した際に特定のキーワードやサイトの順位を上げることですが、その反対に順位を下げることを「逆SEO」といいます。
逆SEOは、「ネガティブSEO」「リバースSEO」といった呼び方をされることもありますが、どのような場合に用いられるのでしょうか?
ここでは、逆SEOがどのような目的で使われるかに加えて手法についてもご紹介します。
逆SEOとは何か?
そもそも、逆SEOはWebサイトなどの検索順位を意図的に下げていくことです。
本来行われるSEO対策は検索順位を上げるのを目的としていますが、逆SEO対策では下げることを目的としています。
逆SEOが活用されるのは、悪質なサイトの検索順位低下や根拠のない誹謗中傷、企業や個人の評判を損なう恐れがある場合などを対象としています。
これらの情報が検索結果に表示されにくくなることで、風評被害抑制効果が期待できるのです。
もし、事実ではない情報や評判が書き込まれたサイトが検索結果の上位になってしまった場合、悪い評判や口コミが多くの人の目に留まる機会が増えてしまい、結果的に大きな機会損失になる可能性が考えられます。
さらに、悪い評判などのネガティブな情報は拡散されやすい傾向にあるため、逆SEO対策によって拡散を抑制するのが目的となります。
ただし、安易に逆SEO対策は行うことができません。
個人で行ったりガイドラインなどに反した方法をしたりしてしまうと、大きなリスクや損害を負ってしまう可能性もあるので注意してください。
逆SEO対策の方法について
逆SEO対策の方法は、用途に合わせて変えていく必要があります。
ここでは、逆SEOの方法についてご紹介します。
検索キーワードの順位を上げる
対象となる検索キーワードに関して、複数のサイトを作成して悪い評判やネガティブな情報が含まれたサイトよりも高い評価を得るようにしましょう。
悪評が含まれたサイトを自社サイトが上回ることで、結果的にネガティブなサイトの検索順位を下げられます。
検索キーワードを含めた自社のサイトを上位に表示できれば、逆SEOの効果を大きくできるでしょう。
Googleの場合、検索順位を決める際に200以上のアルゴリズムを用いているとされているため日々順位の変動があります。
1日だけ上位に表示されたからといって安心することなく、定期的に確認する必要もあるでしょう。
コンテンツ削除要請
5ちゃんねるなど匿名の掲示板、レビュー、口コミサイトなどでは、ネガティブな内容を投稿した本人に削除を依頼するのが難しいです。
そのため、これらのサービスを提供している事業者にコンテンツ削除の要請をすることで、取り下げられる可能性があります。
Web上での誹謗中傷などの権利を侵害する場合、プロバイダ責任制限法によって削除されない場合もあります。
これはサーバー運営者、管理者、プロバイダなどの損害賠償責任が制限されるからです。
しかし、悪評に困っているなら申請するのが良いでしょう。
被リンク元をチェックしておく
健全な運営をしていた自社サイトの順位が突然下がっている場合は、逆SEOの被害を受けている可能性が考えられます。
このような事態にならないように、日頃から自社サイトに品質の悪いサイトからのリンクが飛ばされていないかを確認してみましょう。
被リンクについては、Google Search Consoleの「リンク」→「外部リンク」の順に進み、定期的に被リンク元のURLについてチェックしてみてください。
ここで、品質の悪いサイトが見つかった場合は否認申請を検討してみましょう。
Googleの削除申請
Googleであれば、公式なツールや削除依頼に関するフォームから申請できます。
対象となるURLやコンテンツが不正確、有害、また違法となることを証明できる根拠を提供することで、Googleサーチコンソールから正当な削除であることを主張できます。
ただし、申請した後から反映されるまでの時間はかかってしまうこともあるので、見つけたら早めに申請するのがおすすめです。
特にGoogleは信頼できる情報の提供を重視しているため、適切な対応を行ってくれる可能性も高いでしょう。
品質の良いコンテンツの提供
品質の良いコンテンツを定期的に新規作成したり、リライトしたりすることで、検索エンジンからWebサイトへの信頼度を高めることができます。
これは、短時間で高めることができずコツコツと行っていくことで強化でき、強化したいキーワードを上位表示しやすくできます。
外部から低品質なリンクを受けてしまう可能性もありますが、質の良いコンテンツの提供によって評価を下げるリスクも軽減できるでしょう。
メディアへの削除依頼
逆SEOでは、ネガティブなコンテンツの発信を行っているメディアに対して削除依頼を行うことができます。
逆SEOは、ネガティブなページやサイトの検索順位を下げる方法ですが、これにより個人や企業が不正な情報や誹謗中傷を受けている可能性もあります。
ここで本当に被害を受けている場合は正しく判断し、削除依頼をすることで被害を抑えることができます。
削除依頼をする場合は、きちんとした根拠、法的な基準に基づいた理由も提供しなければなりません。
メディアの利用規約や法的な規制に従った手続きを行い、これらのコンテンツが違法であることを示すことがポイントです。
削除依頼は、誤解を正して健全な環境を保つためにも積極的に活用する必要がありますが、情報の自由に関する権利を奪うことはできません。
公平性や正確性を確認しながら行う必要があるでしょう。
サイトの出現は検索で確認
個人や企業の評判を悪くすることが目的のサイトを確認してみましょう。
このようなサイトは「自社名(サービス名)+評判」「自社名(サービス名)+トラブル」など一般的にネガティブな意味で用いられる単語との組み合わせで検索できます。
他にも、定期的に自社名、サービス名、ブランド名などで定期的に検索して、悪意のあるサイトが増えていないかもチェックしてみましょう。
悪質なサイトの場合、根拠のない誹謗中傷に加えて個人的な憶測が含まれた内容になっていることが多く、不自然なSEO対策がされている場合は悪質なサイトである可能性が高くなってきます。
定期的にサイトの出現に関してチェックしておきましょう。
外部サイトの順位を上げる
これまで、自社に対しての悪評が記載されている場合の対処法をご紹介してきましたが、ポジティブな情報を記載している外部サイトの検索順位を上げる方法もあります。
自社で運営しているサイトが含まれた評判のまとめサイト、比較サイト、自社サービスのレビューなどが掲載されているブログなどは順位を上げるサイトです。
このようなサイトの順位が上がれば、ネガティブなサイトの順位を自然と下げることができます。
このような外部サイトの検索順位に関しては、自社サイトから外部サイトのリンクを貼ったり、SNSなどで外部サイトについての情報を発信したりすることが有効です。
他にも、お互いに相互リンクを貼る方法もおすすめです。
過剰に貼ってしまうとペナルティになる可能性があるので、その点だけ注意して行いましょう。
ここまで逆SEOが何かに加えて、意味や方法について解説してきました。
逆SEOはWebサイトなどの検索順位を意図的に下げていくことであり、日頃からチェックしておくと早めの対応も可能です。
ただし、間違った方法や手法をしたことで方に触れてしまう可能性も考えられます。
このような逆SEOはできるだけプロに相談し、適切な対応を行うのが望ましいでしょう。
プロへの相談や連携によってリスクも最小限にできるでしょう。

















