誰もが一度は使ったことがある検索エンジンのグーグルですが、「googleサジェスト」という言葉を聞いたことがありますか?
そもそもサジェストは、検索窓で調べたい内容を入力した際に関連しているキーワードを候補として表示する機能です。
この検索候補から調べたい言葉を選ぶこともできますが、なぜこのような関連キーワードが候補として上がってくるのか、どのような仕組みで候補になるのかという仕組みまでわからない方もいるでしょう。
この記事では、googleサジェストが何かに加えて仕組みや使い方なども解説します。
googleサジェストとは
まず、googleサジェストが何かについて解説します。
googleサジェストは、検索窓に入力したい言葉を入れた時にこの言葉の検索候補となるキーワードを表示する機能です。
例えば「美容院 おすすめ」と入力したい場合、「美容院」と先のキーワードを入力しただけで関連した検索キーワードが登場するため、「美容院 おすすめ」と入力完了する前に表示されているキーワードから調べたいものを選択できます。
そのため「美容院 お」だけで「美容院 おすすめ」というキーワードが表示されれば、入力完了しなくても選択して検索できるので便利でしょう。
パソコンでは10個程度、スマホでは8個程度表示されるのでより検索したいキーワードが見つかりやすいです。
サジェストに表示されるキーワードがあることで、よりユーザーが知りたい情報が見つかりやすくなります。
googleサジェストが表示される仕組みは?
なぜ、グーグルのサジェストは関連する言葉を表示してくれるのでしょうか?
また、その仕組みについてわからない方も多いでしょう。
ここでは、googleサジェストが表示される仕組みについてみていきましょう。
Googleからの発表でわかっていること
googleサジェストが表示される仕組みについて、グーグルから発表されている内容は「過去の検索履歴」「注目を集めていること」「言語」「場所」から候補を表示しているということです。
他にも、グーグル側が特定の公言はしていないものの「検索ボリュームの多さ」も表示やすさに関連しています。
グーグルのサジェストでは、検索などで行動パターンを学び、多くの人が興味を持ちそうなキーワードを表示する仕組みになっているのです。
検索言語
googleサジェストでは、表示するキーワードを決める要素として「検索言語」をチェックしています。
ユーザーの設定やブラウザの言語設定などに基づき、指定されている言語で関連性の高いキーワードを表示しているのです。
この記事を読んでいる方であれば、「日本語」のキーワードが表示されるということです。
他の言語でのサジェストをチェックしたい場合は、検索エンジンの設定から「検索結果の言語フィルタ」と「表示言語」を変更すれば、指定した言語でgoogleサジェストが表示されます。
検索場所
検索場所もgoogleサジェストの表示に関係する項目です。
ユーザーが検索した場所として、スマホやパソコンを使っている地域に関連するキーワードが候補となって表示されます。
検索結果の設定地域が日本、もしくは日本で検索している場合は日本になっているということです。
さらに検索した時に、ユーザーがいる位置情報に基づいた検索がされるため、「ランチ」と検索した場合は現在地周辺の地名が候補に表示されます。
これは、ユーザーの位置情報に基づいたキーワードがグーグルのサジェストに表示される仕組みになっているからです。
例えば、東京に住んでいて北海道に旅行に行った際には「ランチ」と検索した際のサジェストに現在地周辺の地名が付いて候補にあがるという仕組みになります。
トレンド
サジェストで表示するキーワードを決める要素として、検索した言葉に関連するトレンドがあります。
このトレンドは、ユーザーが入力した内容に興味や関心を持っている内容ではなく、世間一般がよく検索している内容が候補に表示されるというものです。
トレンドは、その時の旬なキーワードとなるので検索のタイミングや最新ニュース、流行などによって常に変化しています。
例えば「台風」と検索した場合、googleサジェストには現時点での進路状態、位置、リアルタイムな情報などが関係したキーワードが表示されます。
また、特に検索することがなく、現時点でのトレンドを知りたい場合は検索窓に文字を入力しなくても急上昇しているキーワードがgoogleサジェストに表示されます。
トレンドの場合は、ユーザーの興味や関心に関係なく、現時点で世間一般が検索している内容が表示されています。
検索履歴
ユーザーの検索履歴で、googleサジェストのキーワードが決まります。
ユーザーの検索履歴は、今までグーグルで検索したキーワードを意味するものであり、過去に調べたり検索したりしたキーワードに基づいてどのようなことに関心や興味を持っているかが判断されて表示される仕組みです。
このような内容から、googleサジェストのキーワードが決まっていくため、使っているユーザーによって表示内容が異なります。
グーグルの検索履歴は過去に検索した履歴から表示されている場合、色が紫色になっています。
その下の黒い文字で出ているキーワードの候補は、世間一般で興味があるものが順に表示されている仕組みです。
過去の検索履歴に基づいたキーワードを表示したくない場合は、「検索履歴の保存をオフ」もしくはシークレットモードでの検索がおすすめです。
他にも設定の「履歴」からゴミ箱マークの「閲覧履歴を削除する」を選択すれば、一般的なキーワード候補から検索履歴が表示されます。
検索ボリューム
検索ボリュームは、googleサジェストで月間検索数が多いキーワードを意味しています。
直近1ヶ月間で検索された回数が関係していて、検索されたキーワードへの興味や関心度もわかるでしょう。
検索頻度が高いほど、世間一般で注目されている内容だとグーグルが判断したことで表示されています。
検索するユーザーが多いならトレンドと同じではないかと考えるかもしれませんが、恒久的に検索するユーザーが多いキーワードが対象です。
googleサジェストでどんなことができる?
googleサジェストはユーザーの興味や関心を知ることができますが、その情報を様々なことに活用することも可能です。
ここでは、googleサジェストでできることをみていきましょう。
検索意図の分析
googleサジェストで、ユーザーの検索意図を分析できます。
ここで表示されるキーワードは、トレンドや検索ボリュームなどの影響を受けますが、ここで多くのユーザーが何について知りたがっているかを知るきっかけがわかるのです。
例えば、「SEO」のサジェストキーワードを確認してみると、「SEO google」「SEO対策」「SEO サジェスト」などが表示されます。
これらを確認してみると、「SEO」について検索しているユーザーの多くはSEOをgoogleで行う方法やSEO対策、SEOのサジェストについて知りたいと考えられるということです。
検索の意図を知ることで、ユーザーがどのようなことを知りたいか、今のニーズは何かを知ることができます。
リライト作業
googleサジェストを活用すれば、既存生地のリライトに用いることができます。
グーグルのサジェストに候補が出るキーワードは、検索したタイミングや時期などによってトレンドや検索回数の多いキーワードに変わっています。
そのため、これらのキーワードを既存記事の更新で含めると、最新の記事として更新できるでしょう。
例として、既に「生成AI」について書いていた記事があった場合、サジェストキーワードに表示されている情報を取り入れて既存記事に追記すると、よりユーザーの求めている情報が含まれた記事にできます。
例えば「生成AI 画像」「生成AI 問題点」などのキーワードがあった場合は、これらの内容を調べて追記するということです。
特にSEO対策は、時間の経過でニーズの変化も訪れてしまうので定期的に内容の変更や情報の更新などが必要です。
せっかく公開した記事を更新しないまま放置してしまうと、次第に検索順位が下がってしまうので定期的にリライトしましょう。
キーワード選定
サジェストはキーワードを選定する際にも活用できます。
googleサジェストに表示されているキーワードは、既に多くのユーザーが検索しているキーワードです。
そのため、googleサジェストに表示されているキーワードの上位に表示されることで、サイトへの流入数増加が期待できます。
コンテンツを新たに作る際には記事の構成を考えることが中心ですが、メインキーワードを決めた後に関連キーワードに関する需要を調べます。
その時にgoogleサジェストを活用すれば、関連ワードの洗い出しやキーワードの抜け、漏れなども起こりにくくなります。
キーワードの選定を行わずに記事の構成などを始めてしまった場合、順位アップを狙う重要なキーワードを逃す可能性もあるので注意してください。
便利なgoogleサジェストにも注意点がある!?
googleサジェストには様々な利便性があるものの、一方で汚染される可能性も考えられるので注意しなければなりません。
まれにgoogleサジェストのキーワードに気になるキーワードを入力したところ「△△ デメリット」「△△ 失敗」「△△ やらないほうがいい」などのネガティブなワードが並ぶことがあります。
このような言葉がgoogleサジェストに表示されてしまうと、グーグルの検索エンジンを使っているユーザーの多くは商品の購入、サービスの契約などに慎重になるでしょう。
グーグルの検索エンジンを使っているユーザーの多くは、商品やサービスなどの利用や購入後に失敗しないよう、事前にチェックやネガティブなワード、口コミなどをチェックしがちです。
その結果、ネガティブなワードは早いスピードで増えていき、ポジティブなキーワードが表示されにくくなります。
他にもグーグルのサジェストが汚されてしまうと、ネガティブな事実がなくてもユーザーは企業にマイナスなイメージを抱きやすいので注意してください。
googleサジェストの汚染に対する対処法は?
googleサジェストがネガティブな情報に汚染されてしまった場合は、どのような対処ができるのでしょうか?
ここでは、対処法について解説します。
「不適切な検索候補の報告」
グーグルのサジェストがネガティブなキーワードで汚染されてしまった場合は、googleサジェストの右下にある「不適切な検索候補の報告」を選択してリクエストを送信してみましょう。
会社名、企業名、商品名、サービス名などを検索した際に、ネガティブなキーワードと一緒に表示されている場合に非表示リクエストが送信できます。
例えば「会社名 ブラック企業」「サービス名 信用できない」「商品名 意味ない」などの内容が多い場合に可能です。
「不適切な検索候補の報告」をクリックすると、表示されているサジェストキーワードの中から不適切と判断できる検索候補を選択できる画面になります。
そこで、対象となるキーワードを検索し、原因となる項目を選んで報告する流れです。
原因となる項目には、「関連性の低いコンテンツ」や「暴力的または残虐な描写」などがあります。
ただし、報告すれば必ず非表示対応してもらえるとは限らないので注意してください。
削除申請も送れる
グーグルのサジェストが汚染されてしまった場合、そのサービスや商品を提供している企業にとっては大きなダメージとなるでしょう。
しかし、自身でこれらのサジェストを設定し直したり汚染前に戻したりすることはできません。
そこで、活用したいのが「法律に基づく削除に関する問題を報告する」という項目です。
この部分をクリックし、googleに対して法的な申請を行うことで削除してもらいたいサジェストキーワードを申請できます。
「法律に基づく削除に関する問題を報告する」をクリックすると、自身で国の違法に該当すると判断したコンテンツを申請することができると記載されています。
内容を読んで確認し、該当するURLを正しく記入後、違法と考えられる理由を詳しく記載します。
これらを申し立てることでコンテンツ削除について定めてあるグーグルポリシーに照らして検証され、その後適正な措置が取られる流れです。
googleサジェストは、検索窓に特定のキーワードを入力すると関連している言葉が表示されます。
文字を入力する手間を省いて、調べたいことが簡単に検索できるメリットもあります。
コンテンツの作成時には既存記事のリライトなどで、ユーザーのニーズに合わせた記事にできるでしょう。
SEO対策にも活用できる一方で、汚染されてしまった場合はネガティブなイメージに転じやすいです。
このような場合は、早めに上記の内容で対策を講じるようにしましょう。


















