口コミサイトや匿名掲示板、SNSなどを発信源として、企業は予期せぬ風評被害を受けやすくなっています。
例え事実とは異なる単なる噂話やデマだったとしても、ネガティブな書き込みや誤解を与えるような情報が出れば、瞬時に拡散される可能性があります。
その結果、売上の減少や信用力の低下、取引の停止など、企業は大きなダメージを負う可能性があるため、風評被害対策に力を入れる必要があります。
しかし、対策といっても専門的な知識が必要となる分野もあるため、自社のみで対策が実行できない可能性もあります。
その場合は、専門的な知識を有するスタッフが在籍する風評被害対策会社への依頼を検討しましょう。
今回は、風評被害対策会社について解説すると共に、依頼をするメリットや選び方などをご紹介していきます。
風評被害を見据えた対策を徹底したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
風評被害対策会社とは
インターネット上の誹謗中傷や虚偽の口コミ、炎上リスクといったネガティブな情報の監視や分析を行い、元となる情報の削除申請や検索結果の非表示などによって企業のブランド価値や信用を守る対策を行うのが、風評被害対策会社です。
被害を最小限に抑えるための事前対策から、万が一の事後対策まで、包括的にサポートしてくれます。
対策会社が実施している主なサービスは、以下の通りです。
ネット上の監視
口コミサイトや匿名掲示板、SNSなどを24時間体制で監視し、ネガティブな投稿を早期に発見するモニタリング作業です。
自社について、商品やサービスについてなど、ネット上には様々な情報が溢れています。
その中から炎上の火種となる投稿、ブランド毀損を招く可能性もある投稿を見つけ出すことで、初動対応が可能になり、被害を最小限に抑えられます。
モニタリングの手法としては、スタッフによる目視チェックのほか、ツールによる自動監視やAIによる感情分析などがあります。
飲食やサービス、小売といった業種は、炎上リスクが高いため、必要性が高い対策方法です。
ネガティブな情報の削除
ネット上やSNS上の悪質な書き込みは、早い段階で対処しなければ風評被害が大きくなってしまいます。
事態を大きくしないため、多くの人の目に触れさせないためにも、情報の削除は重要です。
問題の投稿がされている掲示板や口コミサイトなどに直接削除依頼をするのが一般的です。
しかし、運営元が削除依頼に確実に応じてくれるとは限りません。
なぜ削除してほしいのか、理由を詳しく記載するほか、被害の内容など、依頼する際にはわかりやすく記載することが重要です。
対策会社であれば、これら作業を全て任せることができ、送信防止措置依頼や仮処分申立てなど、弁護士と連携して実施してくれるケースもあるので安心です。
逆SEO対策
自社や商品、サービスなどに対するネガティブな情報を発信しているサイトの検索順位を押し下げることで風評被害を防ぐことを逆SEOと言います。
反対に自社に関するポジティブな情報を上位に表示させることで、問題となるページをユーザーの目に移りにくくさせる施策です。
自社の公式サイトやブログ、SNSやニュースサイト、採用ページなど、良質なコンテンツを作成・強化することで、検索順位のアップが期待できます。
結果が出るまでに数ヶ月からと時間がかかるケースが多いですが、悪評を目にする機会が減るためブランドイメージの低下や機会損失を防ぐメリットがあります。
風評被害対策会社に依頼するメリット
風評被害対策を専門の会社に依頼することで、企業はどんなメリットが得られるのか解説していきます。
負担が軽減する
風評被害対策といっても様々な種類があります。
万が一風評被害が発生すれば、前述したようにモニタリングや削除依頼などはもちろん、事実確認や関係各所への連絡、社内対応の整理など、あらゆる業務が発生します。
その全てを自社内のスタッフのみで対応する場合、時間やコストなど、あらゆる負担がかかり、精神的なプレッシャーも多くなるはずです。
しかし、専門の対策会社に依頼をすれば、全ての業務を任せられます。
社内スタッフは通常業務をこなすだけなので、精神的な負担が抑えられるでしょう。
迅速で的確な対策ができる
風評被害対策は、対応を間違えると炎上を招く危険があります。
自社に対する評価にも直結し、事態がさらに悪くなる可能性もあるため注意が必要です。
しかし、対策会社であればSEOや逆SEO、削除依頼や法的対応など、あらゆる知識を持ったスタッフが在籍しています。
専門的な知識を持っているため、的確な対策を状況に合わせて施すことが可能です。
また、風評被害対策ではスピードも重要です。
じっくりと時間をかけて対策を施せば悪評が拡散することにもつながるため、素早い対策が欠かせません。
風評被害対策の専門会社であれば、経験によるノウハウがあるため、情報を素早く把握して適切な対策を迅速に行ってくれるため安心です。
再発防止につながる
風評被害の要因となる該当の情報を削除すれば事態は沈静化します。
しかし、再度同じような被害が起こる可能性はゼロではありません。
対策会社は単発的な対処だけではなく、根本となる原因の改善やリスクの高い場所の監視など、被害を防ぐための施策も行ってくれます。
継続的に活用すれば、風評被害から安定的に企業を守ってくれるはずです。
比較ポイントはどこ?風評被害対策会社の選び方
最後に、風評被害対策を依頼できる会社の選び方をご紹介していきます。
比較するポイントとしては、以下の通りです。
・実績数
・対策の種類
・対応スピード
・連携体制
それぞれ具体的に解説していきます。
実績数
まず比較するのが「実績数」です。
これまでに対応してきた案件の数が多い会社は、その分ノウハウを蓄積しているため、突発的なトラブルにも対処できる柔軟性を持っています。
実績は公式サイトで確認できるため、依頼する会社を選ぶ際には必ずチェックするようにしましょう。
また、自社と同業種の事例があるか確認することも大切です。
対策の種類
対策会社によって対応しているサービスは異なります。
そのため、自社が依頼したい対策に対応している会社を選ぶことが肝心です。
何を依頼すれば良いのか分からない場合には、モニタリングから対策まで一貫して対応してもらえる会社に依頼すると幅広いサポートを実施してくれます。
入念なヒアリングを行ってくれる会社も安心できるでしょう。
対応スピード
ネット上にあるネガティブな情報は瞬時に拡散します。
そのため、風評被害対策ではスピードが重要です。
しかし、問い合わせした後すぐに対応してくれない会社であれば、例え的確な対応を実施してくれたとしても効果が期待できない可能性があります。
365日24時間体制でサービスをしてくれる会社や緊急時の連絡が可能な専門ダイヤルを提供している会社、即日対応を謳っている会社であれば、安心して任せられるはずです。
連携体制
風評被害の対応では、専門的な知識が欠かせません。
書き込みの削除を申請する時や投稿者を特定する際には法的手続きが必要になるケースもあるため、弁護士と連携している会社だとスムーズな対応が可能です。
また、検索結果の改善といった技術的な施策では、ITに深い知識を持ったスタッフがいれば、適切な対応を迅速に行ってくれます。
こうした専門家と連携をとって対応してくれる会社であれば、状況に応じた対策ができるため、連携体制や技術支援の有無などをチェックすることも会社選びでは大切です。
売上の減少や企業への信頼失墜など、風評被害は様々なリスクが発生する要因です。
サイトやSNSでの誹謗中傷やネガティブな書き込みなどを放置すれば被害が拡大するため、迅速な対応が不可欠です。
自社のみで対応できない場合には、専門の風評被害対策会社への相談を検討しましょう。
今回ご紹介した選び方を参考に、自社に合った会社を探してみてください。




















