インターネットやスマートフォンの普及によって、近年ではネット上での風評被害が増えています。
ネガティブな書き込みが拡散されることで会社の評判が下がれば業績悪化や採用活動の難航など、あらゆる問題が起こる可能性が高くなります。
リスクを抑えるため、問題を大きくしないためにも風評対策が欠かせません。
しかし、自社のみで解決できない場合には専門の対策会社に依頼し、解決を目指すことになります。
そこで今回は、風評対策会社の選び方や選ぶ際に比較すべきポイントについて解説していきます。
どういった会社に相談すれば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

風評対策会社にはタイプがある

風評対策を考えた際、どの会社に依頼すべきか悩んだ時には風評対策のタイプによって選んでみましょう。
自社が依頼したい内容に合わせて選択すれば、効果的な対策を施すことが可能です。

投稿監視タイプ

SNSや掲示板など、ネガティブな投稿が起こりやすいものを対象に、モニタリングを実施して炎上の兆候を早期に発見するのが投稿監視タイプの特徴です。
モニタリングは自社でも実施可能ですが、監視するとしても限界があります。
専門の部署を設けることができないのであれば、投稿監視サービスを実施している対策会社への依頼がおすすめです。
外部に監視を任せられれば自社の業務に集中できます。
また、ネガティブな投稿を見つけた際にはすぐに対応に取り掛かれるため、大きな問題へと広がるリスクを最小限に抑えられます。
炎上によるリスクを事前に防ぎたい企業やリスク管理を強化したい場合におすすめです。

法的措置タイプ

誹謗中傷や虚偽の情報など、悪質な書き込みに対して投稿者の特定や情報開示請求などの法的手段を用いて対処したい場合におすすめなのが法的措置タイプです。
風評対策会社では、弁護士と連携している会社も多く存在します。
悪質な書き込みによって売上の低迷や採用活動の難航など、大きな被害が発生している場合は損害賠償の請求といった法的措置も検討できます。
その場合、専門的な知識を持った弁護士を通じた支援は早期解決に役立ちます。
被害を受けた際にはどう動けば良いのかすぐに相談でき、専門的なアドバイスを受けながら実行できる特徴があります。
書き込みの削除請求支援も行ってくれるため、問題となっている投稿を削除したい場合にもおすすめです。

ネガティブサイト対策タイプ

ネットで企業名や商品名を検索した際、ネガティブなサイトや口コミが上位表示されるケースもあります。
悪いイメージが付くため、様々な影響を与えてしまいます。
そんな時にネガティブサイト対策を実施してくれる専門の会社に依頼をすれば、検索結果のクリーン化を目指せます。
具体的には、ポジティブなコンテンツやSNSなどを増やして検索結果の1ページ目からネガティブなページを押し下げる逆SEO対策や検索結果でのネガティブワードの表示を無くすサジェスト対策などです。
長期的に検索評価を改善したい企業やブランドイメージを重視している企業におすすめの対策です。

事前対策タイプ

風評被害を未然に防ぐための事前対策に注力している会社も存在します。
風評被害は、サービスの不具合やユーザーからのネガティブな口コミから始まるとは限りません。
自社で働く従業員による不注意で発生するケースもあります。
具体的には社員によるSNSの発信やユーザーからのコメントに対する対応不足、企業側の過失などです。
これらを防ぐためには、SNSポリシーやガイドラインの策定、社内体制の整備や教育が重要となります。
自社で思うような対策を取れない場合には、専門家に任せた方が的確なサポートを受けられるため安心です。
炎上が起きた際の対応策やルール作り、教育プログラムなど、どういったサポートを実施しているのか比較し、自社に合う対策会社を選んでいきましょう。

総合対応タイプ

風評に関する幅広い支援を受けたいのであれば、総合対応タイプがおすすめです。
投稿の監視や削除支援、SEO対策や逆SEO対策、法的サポートなど、あらゆる対策をまとめて提供しているため、個別に依頼する手間がなくなります。
自社にとってどんなサービスが必要なのかわからない場合には、相談することで適切な対応策に絞ったサービスを提案してくれます。

風評対策会社を選ぶ際の比較すべき5つのポイント

風評対策会社を選ぶ際には、提供しているサービスを比較するだけではなく、あらゆる面を総合的に比較することが大切です。
後悔しない対策会社選びをするためにも、選ぶ際に比較すべきポイントについて解説していきます。

比較ポイント①:対応メディア

風評被害はSNSや掲示板だけで起きているわけではありません。
検索エンジンやニュースサイト、口コミサイトなど、あらゆるメディアで発生しています。
そのため、口コミサイトのみ、SNSのみしか監視をしていない、検索エンジンにしか対応していないとなれば、自社の悩みに沿った支援が受けられません。
自社にとってリスクの高い場所を特定し、それに対応できる会社を選ぶことが重要です。
「どの場所に風評が出やすいのか」を想定し、幅広く対応してくれる会社に依頼すると、いざという時でも安心です。

比較ポイント②:実績の有無

後悔なく信頼できる風評対策会社を選ぶためにも、実績の有無を確認しましょう。
対応実績が豊富な会社には、豊富な知識やノウハウがあります。
実績や成功事例は、公式サイトや対策会社のSNSなどに記載されています。
その際には、自社と同じような悩みを解決した実績を中心にチェックし、希望している対策を施してくれるか確認しましょう。

比較ポイント③:料金

風評被害に関する問題の解決を依頼するには費用がかかります。
対策会社によって、料金体系は異なるため、前もって確認しないと後悔する可能性があります。
料金体系は大きく分けると、毎月定額を支払う「月額固定型」と成果が発生した時点で料金が発生する「成果報酬型」の2種類があります。
提供しているサービスによって費用は異なるため、公式サイトやパンフレットなどを見てあらかじめ確認しましょう。
もし、公式サイトに費用が記載されていない場合には、問い合わせをして聞いてみてください。
料金が不明瞭、成果の定義が曖昧など、少しでも不安な部分があれば相談をして不安を払拭するか、違う会社への依頼を検討しましょう。

比較ポイント④:サポート体制

風評対策を依頼する際には、対策を依頼した後のサポート体制もチェックしましょう。

・専任担当者の有無
・進捗状況報告の有無
・レポートの有無

など、手厚いサポートを提供してくれる会社であれば安心感が増します。
単に依頼された作業をこなすのではなく、状況を理解して親身に相談に乗ってくれる、良好な関係を築いてくれる会社であれば、信頼して任せられるはずです。

比較ポイント⑤:初動の速さ

風評対策はスピード感が重要です。
ネット上で起こる問題は、瞬く間に拡散します。
炎上を認識してから数時間放置しただけで世界中に問題が拡散される可能性もあるため、できる限り早い段階での対応が必要です。

・問い合わせの返信は翌日以降
・削除依頼は1週間以内

といったペースだと状況が悪化する可能性があるため危険です。
24時間365日体制で監視し、炎上の火種となる投稿を早期に検知できる体制を持っている他、炎上発生時にはすぐに対応できるスピード感を持っている会社である必要があります。
緊急時に連絡がとれる専用のダイヤルがある、チャット対応をしているなど、素早い対応をとってくれる会社へ相談した方が、拡散を防ぐためにも安心です。
投稿の削除請求や逆SEO対策など、あらゆる対策を迅速に実行できる体制を整えているかチェックしましょう。
また、その際には憶測で動かずに投稿内容が真実なのか、どこが問題なのかを素早く分析できる能力も必須です。
実際に対策会社を利用した方々の口コミも参考にしながら、比較していきましょう。

 

風評被害を放置すれば、ブランディングや収益、採用活動など、あらゆる面でダメージを受ける可能性があります。
放置をすれば、問題が大きくなるだけではなく、新たなトラブルを生む可能性もあるため、迅速な対応が不可欠です。
自社のみでの対応が難しいのであれば、モニタリングや逆SEO対策など、専門のサービスを提供している会社への依頼がおすすめです。
その際には、提供しているサービス内容だけではなく、対応メディアや実績の有無、料金やスピード感など、あらゆる面を総合的に確認しましょう。
後悔のない依頼をするためにも、今回ご紹介した内容を参考に、自社に合った対策会社への依頼を検討してください。