企業サイトを運営しているものの、「検索結果で上位表示されない」「問い合わせにつながらない」「SEO対策は何から始めればいいかわからない」と悩んでいる担当者も多いはずです。
SEO対策は、企業サイトのアクセス数を増やすだけでなく、見込み顧客の獲得や企業の信頼性を高める重要な施策の1つです。
しかし、取り組むべき項目が非常に多いため、ポイントを押さえて進めることが重要となります。
今回は、企業サイトにSEO対策が必要な理由から、まず確認すべきこと、実践すべきSEO対策の具体的なポイントなどを解説します。
これからSEO対策を始めようと考えている方はもちろん、既存サイトの効果を高めたい方もぜひ参考にしてください。
企業サイトにSEO対策が必要な理由
企業サイトにSEO対策が必要な理由として、以下の3つが挙げられます。
- 検索エンジン経由で見込み顧客を獲得できるから
- 広告費を抑えながら継続的な集客が期待できるから
- 企業の信頼性・認知度の向上につながるから
それぞれの理由について詳しく解説します。
検索エンジン経由で見込み顧客を獲得できるから
ユーザーは知りたいことや解決したい問題・悩みがある時に、検索エンジンを活用して調べます。
そのため、SEO対策を実施することで、検索エンジンを活用した見込み顧客が企業サイトにたどり着きやすくなります。
見込み顧客とは将来的に顧客になる可能性が高い顧客層を指しており、自社の商品・サービスを認知している「顕在顧客」とまだ知らない「潜在顧客」の2つが含まれています。
検索エンジン経由で見込み顧客を獲得し、有効なアプローチを打てるのはSEO対策ならではのメリットです。
広告費を抑えながら継続的な集客が期待できるから
企業サイトへの集客を増やしたい時に、Web広告を活用するケースもあります。
Web広告によって確かにアクセス数を増やすことは可能ですが、効果は一時的なものであり、広告を出さなくなれば再びアクセス数は減少してしまう可能性が高いです。
一方SEO対策を行った場合、検索結果に上位表示されることで、そのキーワードで検索した人がアクセスするようになり、広告を打たなくても継続的な集客が期待できます。
しかも、Googleのアルゴリズムが変更されなければ極端に検索順位が下がるリスクも低いです。
ただし、SEO対策は継続的な集客が期待できる反面、十分な集客効果を得るまでに時間がかかってしまう点には気を付けましょう。
企業の信頼性・認知度の向上につながるから
検索エンジンをよく利用しているユーザーは、検索結果の上位に表示されているサイトは信頼度が高いと判断する傾向にあります。
また、キーワードで検索した際にSEO対策によって企業サイトが上位表示されていれば、そのキーワードでの認知度が高まり、最終的に「○○ならこの企業にお願いしたい」とイメージできるほどのブランディング効果にもつながります。
企業サイトのSEO対策でまず確認したいこと
企業サイトのSEO対策を行う前に、まず確認したいことがいくつかあります。
ここで、確認したい項目を紹介しましょう。
ターゲットと検索ニーズの明確化
SEO対策を実施する前に、まずはターゲットと検索ニーズを明確化することが重要です。
ターゲットと検索ニーズが曖昧で十分に把握できていない状態だと、ユーザーの目的に沿った企業サイトが作れず、上位表示を目指すのも難しくなってしまいます。
そのため、ユーザーがどのような悩みを抱えており、どんな情報を探しているのか事前にリサーチすることが重要です。
また、ペルソナによって人物像をより具体的なものにすると、コンテンツの構成を練る際にターゲットに沿ったコンテンツを作成しやすくなります。
適切なキーワード選定
SEO対策においてキーワード選定は重要な要素の1つです。
ターゲットが実際に検索したキーワードを調査したり、ロングテールキーワードや共起語を活用したりすることで、コンテンツに具体性を持たせることができます。
特に企業サイトでコンテンツSEOを実施する際には、適切なキーワード選定は必ず行うようにしましょう。
サイト構造の整理
SEO対策には内部対策と外部対策があり、内部対策では主に企業サイトやページを正しく評価してもらうための施策を行います。
この内部対策を実施する前に重要となるのが、サイト構造の整理です。
例えば、すべてのページをトップページにただ並べただけだと、カテゴリが特に設けられていないため、ユーザーは見たいコンテンツが探しにくくテーマも伝わりづらくなってしまいます。
また、ページの階層が4~5段で深すぎると、重要なページが階層の奥に埋もれてしまい、ユーザーが見つけにくくなってしまう可能性が高いです。
このような状況を改善するために、まずはサイト構造を整理することが重要となります。
モバイルフレンドリー対応の有無
企業サイトがモバイルフレンドリーに対応しているかどうかも確認しておきましょう。
モバイルフレンドリー対応は、企業サイトにアクセスしたユーザーの端末や環境に合わせてサイト・コンテンツを作ることを指します。
モバイルフレンドリーに対応したWebサイトは評価が上がりやすく、PV数や滞在時間の増加にもつながりやすいです。
モバイルフレンドリーに対応しているか調べるには、Google Searchコンソールなどを活用すると、最適化されているかチェックできます。
企業サイトで実践すべきSEO対策のポイント
企業サイトでSEO対策を行う際には、単に検索順位の向上を目指すだけではなく、ユーザーにとって有益な情報を提供し、問い合わせや資料請求などの成果につなげることが重要です。
ここでは、企業サイトで実践すべきSEO対策のポイントを解説します。
コンテンツSEOにおけるポイント
コンテンツSEOでは、ターゲットとなるユーザーの課題や悩み、疑問を解決できる情報を発信することが重要です。
検索キーワードだけを意識した内容にするよりも、ユーザーが求める情報をわかりやすく、網羅的に提供することで、検索エンジンからの評価も上がりやすくなります。
例えば、自社サービスの紹介だけでなく、業界の基礎知識や導入事例、ハウツー記事などを掲載することで、見込み顧客との接点を増やせます。
また、既存コンテンツを定期的に見直し、最新情報に更新することも検索順位の維持・向上につながるため、事前に継続してコンテンツSEOに取り組める体制づくりを行うことが大切です。
内部SEO対策におけるポイント
内部SEO対策にも様々な方法がありますが、主にクロール最適化・インデックス最適化・ページエクスペリエンス向上の3つに分けられます。
どの施策も優先度は高く、いずれかが欠けてしまうと検索エンジンからも評価されにくくなるので注意が必要です。
また、内部SEO対策で間違った方法を取り入れてしまうと、逆に検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
例えば、隠しテキストや隠しリンク、クローキングによるコンテンツ偽装、低品質な自動生成コンテンツの大量投稿などは、ペナルティを受けるリスクが高まるだけでなく、サイトの品質まで下げてしまう可能性があるため、行わないように注意してください。
企業サイトの信頼性を高めるポイント
企業サイトでは、検索エンジンだけでなくユーザーからの信頼を獲得することも重要です。
会社概要や所在地、代表者の情報、問い合わせ先など、企業情報を充実させることによって、ユーザーに安心感を与えられます。
また、導入実績やお客様の声、事例紹介などを企業サイトに掲載することでも、信頼性の向上につながりやすいです。
他にも、専門知識を持つ担当者や監修者の情報を明記すれば、コンテンツ自体の専門性・信頼性を高めていくことも可能です。
SEO対策はすぐに効果が表れるわけではないものの、ポイントを押さえることによって継続的に集客効果を得ることもできます。
特にSEO対策で重要となってくるのは、“ユーザー目線”です。
ユーザー目線かつユーザーファーストでSEO対策を実施すれば、自然と検索順位も上がっていくでしょう。



















