企業や商品、サービスについて検索した際に、悪い評判や噂が上位に表示されてしまうと、購入や利用を検討しているユーザーにとっては利用を控えるきっかけとなり、最終的に企業やメーカーなどに大きな影響を与えることとなります。
また、悪い評判や噂が広がってしまったことで売上などに影響が出た場合、風評被害によってさらに深刻な事態を招く可能性も高まります。
そのため、早い段階で対策を取る必要がありますが、実際にはどのようなことが必要なのかわからない方もいるでしょう。
この記事では、風評被害対策を検討している方に向けてSEO対策と逆SEO対策について解説します。
SEO対策とは
SEO対策とは、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
「Search Engine Optimizatio」の略で、自社のページやサイトを検索エンジンで上位に表示させるための方法となります。
検索するユーザーが求めているコンテンツを提供して、検索エンジンに正しくページ内容が評価されるように最適化することです。
SEO対策は、検索順位を上げるための正当で前向きな方法であり、個人や企業のブランド価値を高めるための方法ということです。
2025年時点で国内の検索エンジンのシェア率は、圧倒的にGoogleが高い割合を占めている状態です。
そのため、SEO対策ではGoogle独自のアルゴリズムを理解して、どのページの上位に表示させたいかを考えて対策を取る必要があります。
現在、Google検索にはAIモードが導入されていて、AIでの要約や回答などの検索体験もできるようになってきたことから、AIからも評価されやすいコンテンツの最適化についても考えて行う必要があるでしょう。
SEO対策で意識すべきこと
SEO対策では内部対策、外部対策、コンテンツSEOに分類して考えます。
内部対策
内部対策は、SEO対策の中で重要な役割を持っています。
理由は、検索エンジンで上位に表示されるための評価の土台となる部分だからです。
検索エンジンの仕組みでは、上位に表示するためにクローラーに発見されてページがインデックスされる必要があります。
内部対策を正しく実行しなかった場合は、どんなに素晴らしいコンテンツが作られてもクローラーが巡回してこない、巡回に来てもサイトの内容を適切に理解してもらえないなどの問題が生じてしまうと、検索エンジンに評価されなくなります。
そのため、内部対策をしっかり行っていないと検索エンジンに正しく評価されない可能性があるので注意してください。
外部対策
外部対策は、サイトやSNSからの被リンクやサイテーションを得て検索エンジンからの評価を高める方法です。
被リンクは、外部サイトが自社のサイトURLを張り付けたことで、検索エンジンからは他人から推薦を得たと理解されます。
サイテーションは、リンクが直接貼られていなくてもSNSや外部サイトで企業名、商品名、サービス名などが話題になることを言います。
直接サイテーションがSEOに関係しているとは言及されていないものの、認知度の大幅な感覚が変わることもあり、間接的にサイテーションが検索順位を変えていく可能性もあるのです。
サイテーションを増やすには、SNSでの認知度向上、分かりやすいサイトやブランド名をなどにすると獲得の機会も増えるでしょう。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、ユーザーの抱える悩みや知りたいことに直接答える記事を作り、Googleなどの検索エンジンで上位に表示される集客方法です。
コンテンツSEOを実行するなら、ユーザーが検索しそうな言葉を選んだり、記事を公開した後に実際の順位やユーザーの動きに合わせてさらに読みやすく分かりやすい内容に変更したりします。
検索しているユーザーが求める内容に応じて、有益なコンテンツを提供し続けることが検索エンジンでの評価をアップさせる方法となります。
逆SEO対策とは
検索エンジン最適化となるSEO対策がある一方で逆SEO対策という方法もあります。
逆SEO対策は、その名の通り検索結果に表示されているネガティブな内容や情報の順位を下げることです。
SEO対策では、上位に押し上げることを意味していますが、逆SEO対策になるとその反対に押し下げる施策になるのです。
本来のSEO対策とは反対の対策になり、多くのユーザーの目に触れたくない情報を見せにくくすることが目的となります。
過去に大量の誹謗中傷を受けた際に出た記事、過去にあったトラブルの内容、風評被害などを見せにくくしたい場合に逆SEO対策を行います。
通常のSEO対策に比べて難しく、事前の準備や持続的な対策が欠かせません。
それは、Googleなどの検索エンジンが評価の高いコンテンツを上位に表示する仕組みはあるものの、問題になっているページを消してくれる機能がないからです。
逆SEO対策で意識すべきこと
逆SEO対策で重要なのは、検索で上位にしたいページの質を考える必要があります。
特定のページを上位に表示させるSEO対策の反対で、望ましくないページを狙って下に押し下げます。
SEO対策は押し上げてクリック率を高める施策ですが、逆SEOはページを押し下げることを狙って行うため、SEO対策とは反対の内容で進められます。
順位を下げてアクセス数を減少させながら、どの程度の効果があるかを気にしながら施策を行っていきます。
自社サイトを検索上位にする
逆SEO対策を行う場合は、検索エンジンで自社サイトを上位に表示させることです。
これならSEO対策と同じに感じるかもしれませんが、逆SEO対策では自社サイトの順位を上げることで相対的に風評被害などの記事を下げることができるからです。
悪影響のあるサイトを下げて、品質の良いコンテンツを上位にすることで不利益なサイトを見えにくくします。
検索上位になった場合は維持する
自社サイトが上位になったら維持できるようにします。
定期的に記事のリライト、内容を最新の状態に維持や更新する、タイトルの変更や修正などを行うことで検索エンジンからの評価も高くなるからです。
コンテンツの削除依頼
自社の悪評や誹謗中傷などを掲載しているサイトより、自社のコンテンツを上位表示させるのが難しい場合は、Googleへコンテンツ削除依頼を行うこともできます。
削除依頼できるかどうかは、Googleのポリシー違反に該当する内容などが対象サイトに掲載されているかどうかです。
個人情報の掲載やこれらに関するコンテンツなどがある場合は、削除対象になるので申請を行いましょう。
絶対に実施してはいけない逆SEOとは
SEOと反対の意味を持つ逆SEOですが、実はここでやってはいけない手法があります。
Googleのガイドラインにも記載されている内容なので、以下の内容に注意してください。
・コピーサイトを複数作成する
対象ページもしくは類似しているコンテンツをいくつも作成して、検索結果を薄める手法です。
同じコンテンツが重複しているとして、Googleなどの検索エンジンからペナルティの対象にされるだけでなく、著作権侵害に該当するケースもあるので注意してください。
・スパムリンクを設置する
誹謗中傷のページに対して意図的に品質の悪いリンクを大量に設置して、Googleからのペナルティを受けさせようとする方法も実施してはいけません。
このような方法によって、自社サイトが巻き込まれる可能性が高くなります。
・外部リンクを購入する
金銭を支払って被リンクの獲得を行い、強制的に自社のページを上位に表示させる手法です。
これはスパムポリシー違反に該当し、発覚した際には検索順位が大幅に落ちたりペナルティの対象になったりします。
ここまで、SEO対策と逆SEO対策について解説してきました。
誹謗中傷などの風評被害に遭った際にこれらの手法を実行することで、正しく検索順位を上げて質の良いコンテンツ作成ができますが、方法を間違えてしまうとマイナスになる可能性があります。
これらの方法は自分自身でも実行可能ですが、専門の対策業者に依頼すると、正しい方法で守ってくれます。
SEOと逆SEOを正しく理解して対策を実施しましょう。

















