広告の出稿は、商品・サービス、店舗などの認知拡大や集客などに欠かせない施策です。
チラシやポスター、TVCMなど広告には様々な種類がありますが、現在主流となっているのがWeb広告になります。
Web広告と言っても様々な形式があり、目的や商材などに合わせて最適な広告を選択しなければなりません。
また、広告費が発生するため、課金方式の種類や仕組みを理解することも大切です。
そこで今回は、主要なWeb広告の種類の特徴、課金方式の種類について解説します。
主要なWeb広告10種類の特徴
Web広告には色々な種類があり、代表的なものには以下10種類があります。
・ディスプレイ広告
・リスティング広告
・バナー広告(純広告)
・リターゲティング広告
・インフィード広告(ネイティブ広告)
・SNS広告
・動画広告
・アフィリエイト広告
・記事広告
・メール広告
それぞれの広告の特徴を見ていきましょう。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトに設けられた広告枠に表示される広告です。
アドネットワーク広告とも呼ばれています。
広告には、テキストに加えて画像や動画を用いることが可能で、ユーザーの目に付きやすいのが特徴です。
視覚的な訴求ができるので、商品やサービスの認知度を拡大したい時に向いています。
リスティング広告
リスティング広告は、検索エンジンの検索結果画面の上部にテキストで表示される広告です。
ユーザーが検索したキーワードと関連する広告が表示されるのが特徴です。
検索結果と馴染む形に掲載され、ユーザーニーズとも関連性が深いこともあり、クリックされやすいというメリットがあります。
短期間で集客や検索施策を強化したい場合に向いています。
純広告(バナー広告)
純広告は、特定の媒体の広告枠を買い取って、一定期間表示される広告です。
画像を用いることが多いため、バナー広告とも呼ばれています。
例えば、化粧品のPRのために広告を出稿する場合、コスメの情報サイトの広告枠を買い取って、商品の広告を掲載すれば、サイトの利用者に認知してもらえます。
広告費の単価は媒体ごとに異なり、途中で変更や調整が難しい点に注意してください。
リターゲティング広告
リターゲティング広告は、過去にWebサイトに訪問したことがあるユーザーに向けて、再度表示される広告です。
Webサイトに一度訪問したユーザーを追跡し、他のサイト上にも自社の広告を表示させることができます。
例えば、自社のECサイトに訪問したユーザーが商品を閲覧したものの、購入に至らなかった場合に、他のサイトでその商品の広告を表示させることで購入の後押しができます。
ただし、高頻度で表示されるとユーザーに不快感を与える可能性がある点に注意が必要です。
インフィード広告(ネイティブ広告)
インフィード広告は、Webサイトやアプリ上に溶け込む形で表示される広告です。
ネイティブ広告やネイティブアドとも呼ばれています。
Webサイトやアプリを利用するユーザーに違和感を与えずに、商品・サービスを訴求することが可能です。
広告だと気付かれにくいのでクリックを促せる反面、知らずにクリックしてしまい、不快感を抱かれてしまう可能性があるでしょう。
そのため、サイトやアプリとのデザインと調和しつつも、広告であることをわかりやすくするための工夫が求められます。
SNS広告
SNS広告は、XやInstagramなどのSNS上に掲載される広告です。
自分のタイムラインやストーリーズなどに溶け込ませて表示させられるので、ユーザーに受け入れられやすいメリットがあります。
細かくターゲティングして、商材のターゲットに向けて広告を発信することも可能です。
ユーザーに不快感を与えずに広告を表示させるためにも、媒体の雰囲気に合わせたクリエイティブが重要となってきます。
SNSは拡散性に優れているので、認知度アップやブランディングを目的にしている場合におすすめです。
動画広告
動画広告は、その名のとおり動画を用いた広告です。
主にYouTubeやSNSなどで活用でき、テキストと比べてインパクトのある広告を配信できます。
映像と音声によって、短い時間で多くの情報をわかりやすく伝えられることが動画広告の強みです。
無関心層から顧客までアプローチしやすく、商品・サービスの認知拡大に効果を期待できます。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、アフィリエイターと呼ばれる発信者が運営するブログやサイトなどに掲載される広告です。
アフィリエイターがPRしたい商品・サービスのリンクを貼り付け、ブログ・サイトを閲覧するユーザーが広告経由で商品の購入などのアクションを取ると、広告費が発生します。
コンバージョン数に応じて広告費を支払う形が一般的であるため、費用対効果が高いことがメリットです。
ただし、アフィリエイターへの報酬が魅力的でないと、広告を掲載してもらえない可能性があります。
記事広告
記事広告は、Webメディアなどに記事形式でPRしたい商品・サービスを紹介する広告手法です。
第三者目線で商品・サービスの魅力を紹介した記事が掲載されるため、読者から受け入れられやすい傾向にあります。
商材が掲載媒体と相性が良く、また良質な記事であることで、高い広告効果に期待できます。
課金方式や単価は提携する企業・媒体ごとに異なる点に注意しましょう。
メール広告
メール広告は、所有する顧客リストをもとに商品・サービスに関する広告を掲載したメール・メッセージを送る手法です。
既存顧客に向けて発信されるWeb広告であるため、ターゲティングの精度が高いという特徴があります。
商品のリピートを促したり、新商品・新商品を案内したりする際に最適です。
メールを開封してもらうためには、要件がわかりやすく、心に響くタイトルや内容でメールや広告文を作成することがポイントです。
送ったメールが迷惑メールやスパム判定をされる可能性があるため、メルマガ登録時に迷惑メールフィルターの解除や受信許可を設定してもらうことを促しましょう。
主要なWeb広告の課金方式
Web広告にかかる広告費の課金方式も様々な種類があり、代表的な方式には以下のものが挙げられます。
・クリック課金(CPC)
・インプレッション課金(CPM)
・エンゲージメント課金(CPE)
・視聴課金(CPV)
・成果報酬課金(CPA)
それでは、主要なWeb広告の課金方式の特徴を見ていきましょう。
クリック課金(CPC)
クリック課金は、広告がクリックされると広告費が発生するシンプルな課金方式です。
ディスプレイ広告やリスティング広告など、多くの種類のWeb広告に採用されています。
ユーザーが広告をクリックしない限り費用は発生しないため、広告費を抑えて広告を配信できることがメリットです。
ただし、急にクリック数が増加すると多額の広告費が発生する可能性もあるので注意しましょう。
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は、広告が1000回表示されるたびに広告費が発生する課金方式です。
例えば、1回の表示で100円の広告が5000回表示された場合、「100円×5回=500円」の広告費が発生します。
一定の金額で広告が配信されるため、費用を調整しながら配信することが可能です。
インプレッション課金は露出に重点を置いているので、認知拡大やブランディングを目的にしている場合に最適です。
ただし、クリック率が低いと費用対効果が悪くなる可能性があるので、広告内容や配信する媒体、表示させる位置などを工夫して、クリックを促す必要があります。
エンゲージメント課金(CPE)
エンゲージメント課金は、ユーザーがWeb広告経由で特定のアクションを行った時に広告費が発生する課金方式です。
特定のアクションには、動画の再生完了、広告のシェア、いいねなどが該当します。
エンゲージメントを獲得するためには、ユーザーの関心を引く、魅力的なクリエイティブが必要です。
視聴課金(CPV)
視聴課金は、ユーザーが動画広告を視聴することで費用が発生する課金方式です。
具体的には、ユーザーが動画広告を最後まで見た時や、一定時間再生された回数に応じて課金されます。
動画広告が必要となるため、広告の出稿や運用費に加えて、動画の制作コストがかかってしまいます。
広告の効果を高めるためには良質な動画が必要となるので、制作や運用にはそれなりの費用がかかることを理解しておきましょう。
成果報酬課金(CPA)
成果報酬課金は、設定した成果に応じて広告費が発生する課金方式です。
主にアフィリエイトで採用されており、Web広告経由で申し込みや購入、会員登録などの成果につながった時だけ費用が発生します。
コンバージョンが条件となるため、1回あたりの広告費は高めです。
この課金方式で広告効果を得るためには、ユーザーの心を掴む広告内容にしたり、LPの最適化を図ったり、ターゲティングの精度を高めるなどの工夫が求められます。
Web広告の種類は多岐にわたり、期待できる効果も少し異なります。
そのため、どんな目的でWeb広告を配信するのか明確にして、広告の種類ごとの特徴、メリット・デメリットを踏まえて、掲載方法を検討しましょう。
また、課金方式は媒体や広告の種類によって異なりますが、こちらも複数の種類があるので、予算や期待できる効果などに考慮して選ぶことが大切です。





















